いすゞエルフ NKR85 走行距離:72,300㎞ 整備 エンジン&AT内部洗浄 オイル・ATF交換
出張施工
東京都 大田区 自動車整備工場 H様
施工車両: いすゞエルフ NKR85 ディーゼル
走行距離: 72,300㎞
いつも当社にて自動車部品をご購入頂いております自動車整備工場 H様より
「低走行車両でエンジンガラガラ異音があり、非常にエンジン音がうるさく
エンジンがブルっていてあまり調子が良くないエルフだけど多少はよくなるかな?」
とのお問い合わせがあり、ぜひやってみましょう!と合意にて施工依頼を頂きました。
↓ エルフ エンジン内部洗浄 風景 ↓
【施工前問診】
エルフ、低走行車両でありながエンジンはガラガラ的なノイズがあり
車内の振動も非常に大きく、とにかくエンジン音がうるさい印象。
正直、どこまで静かになるかは未知数ではあるが、エンジンが壊れている
様子はないので施工開始!
↓ エルフ メーターパネル ↓
TEREXS機とエルフのエンジンをホースで接続してエンジンをかけます。
時々レーシングをさせながら特殊洗浄オイルを15分間還流させます。
カーボン・スラッジの蓄積やエンジン不調、燃費悪化、アクセルレスポンスや
加速性の鈍化、排気ガスの悪臭は空燃比(燃料と空気の混合比率)のズレが
大きな理由のひとつです。
エンジン内部のスラッジ蓄積などによりバランスが崩れたエンジンは
燃料が濃くなる方向にズレてゆき、カーボン排出増加、EGR廻りの不調や
DPF詰まりで、結果チェックランプ点灯!という負のスパイラルに陥ります。
TEREXSエンジン内部洗浄の基本的な考え方として「エンジン内部
(ピストン及びピストンリング周辺)などの細部まで特殊洗浄オイルを
行き渡らせてスラッジを除去する→ピストン運動のバランスが整い
空燃比が改善・蘇生する」という理念です。
↓ エルフ エンジンルーム ↓
還流洗浄開始、約5分程でノイズの酷かったエンジンがス~っと静かになったと同時に
振動がかなり収まり、これにはお客様もビックリしておられました。
洗浄後はオイルエレメントを新品に交換してTEREXSオイル10w-30 DH-2を注油して施工終了。
【施工後の感想】
「これは凄い!正直ここまでは期待してなかったけど、ほんとTEREXSってこんなに
静かになっちゃうんだね。こりゃみんなお願いするわ!」
とご満足頂けたご様子でした。
【追記】
エルフのような経年・多走行車両などの定期メンテナンスとして
お勧めしたいのがエンジン内部洗浄&オイル交換です。
多走行の中古車に買い替えた場合など、エンジン内部洗浄を施工することで
本車両の様にかなり調子が良くなる傾向にあります。
発売より年数が経過していて、主に街中を低速走行で使用されているエルフは
オイル交換や車検と同時にぜひともエンジン内部洗浄を試していただきたい!
「非分解式オーバーホール 」や「エンジンデトックス」とも呼ばれており、人間界で
言うところの、いわゆる「人口透析」のようなイメージのエンジンフラッシング
(エンジン内部洗浄)です。
街中を低回転域で走行することが多い車両はカーボンやスラッジが溜まりやすく
オイル交換だけでは落ちきれない汚れをしっかり除去してくれるのがTEREXSエンジン
内部洗浄なのです!
エルフ場合、最低でも10,000Kmは年に1度、出来ることであればオイル交換毎に
エンジン内部を徹底洗浄することで常に良い状態でエルフを使用することが可能です。
オイルは人間の体で言うところの血液の様な役割で、エンジンの冷却効果や
回転部などの潤滑作用に貢献しますので、オイル交換サイクルが延びてしまうと
エルフのエンジンへの負担が大きくなり、燃費の悪化にも繋がり、エルフ本来の
性能を発揮できません。
多走行車や旧車の場合、最低でも5,000㎞に一度はオイルを交換しましょう!!
エルフ を使用されていらっしゃる方へ
①エルフのエンジンノイズや振動が大きくなってきた
②エルフのレスポンスが重ったるい
③エルフの排気臭が臭い
④エルフのオイル交換をしてもエンジンがうるさい
⑤エルフの燃費が悪くなってきた
上記の様なエルフ利用者方はぜひ次回のオイル交換と同時に
「エンジン内部洗浄&オイル交換」をお試しくださいませ!